事前にチェック!宝くじに当選したら、税金ってどうなるの?

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誰でも宝くじを購入する際は、高額当選を夢見て購入することでしょう。しかし高額当選した場合、いったい税金はどれだけかかるのでしょうか。理解している方はあまり多くないかもしれません。ここでは宝くじの当選額に対する税金の取り扱いについて詳しくご紹介します。

■宝くじと所得税・住民税!確定申告は必要?不要?

宝くじの当選金は、所得税・住民税ともに非課税です。つまり、宝くじでどの金額が当選しても確定申告をしたり、あとから税金を支払ったりする必要はありません当選金額すべてが当選者のお金となるのです。宝くじに関わる法律、当せん金付証票法の第13条に、当せん金付証票の当せん金品については、所得税を課さないと記されています。

当選金に所得税がかからないのはうれしいことですが、宝くじには一切の税金が関係ないのかというと、実際はそうではありません。宝くじと税金には意外と知られていない実態があります。それが、宝くじに当選したあとの行動によって伴う贈与税やその他の税金です。高額当選した場合どのような行動を取ると、どのような税金がかかるのでしょうか。また、多額の税金を支払わないために、どうすれば良いのかと気になる方も多いはずです。それでは宝くじと税金との関わりについて具体的に見ていきましょう。

■宝くじ、実はすでに税金を支払っている!?

実は宝くじを購入する際、購入者は税金を支払っています。その税金というのが住民税で、購入費用の40パーセントが住民税に割り当てられています。宝くじ売り場で、宝くじは地元で購入しましょうと書かれたのぼりを見かけることがありますが、その理由が住民税にあるのです。なお、宝くじの税金は販売額を100パーセントとした場合、以下の内訳となっています。

・住民税:40パーセント
・払い戻しの当選金率:約45パーセント
・販売店側の手数料:残り(約15パーセント)

つまり宝くじの大半は住民税にあてられていて、金額高額当選者に課税するよりも、販売額に課税した方が税収が高くなるという仕組みになっているのです。何気なく宝くじを購入している方は、意外と知らない事実ではないでしょうか。

■宝くじの当選額を誰かに渡した場合

宝くじが当選した場合、当選額の一部を親や子どもに渡したいという方もいるでしょう。しかし、譲渡額が1月1日から12月31日までの1年間で110万円を超えてしまうと、渡したお金に対して贈与税が最大で55パーセントかかります。つまり、実質的には贈与税を差し引いた金額しか受け取れないのです。贈与税の金額は、次の計算式で算出されます。

・(贈与額-基礎控除額110万円)×税率-控除額=贈与税

これをもとに計算すると、実質的には渡された金額の約半分の金額を受け取る側が贈与税として差し引かれる場合もあります。当選金を受け渡しするときは渡す側だけでなく、受け取る側も十分に理解しておきましょう。

では、贈与税を掛けずに当選金を渡すことはできないのでしょうか。実は贈与税が掛からない方法として共同購入が挙げられます。共同購入では、宝くじを一緒に購入した全員が購入者となるため、当選金をわけても贈与税が掛からないのです。どうしても当選金を渡したい相手がいるときは、共同購入したことにすれば贈与税を掛けずに受け渡しすることが可能です。ただし、銀行から当選金を受け取る人だけが非課税となりますので、共同購入した際は、全員で受け取りに行き、宝くじ高額当選証明書に共同購入した全員の名義と分配金額を記入しましょう。こうすることで、非課税の状態で当選金を分配することが可能になりますし、税務署に理解してもらったり、トラブルが起きたりした際の証明にもなります。

なお、宝くじの当選金額を含めて家族や親族などで資産を相続した場合、今度は相続税が発生します。つまりどのような形であれ、誰かにお金を渡せば税金が伴うということです。当選金は貯金しておいて、いずれ子どもに相続させたいといった考えをお持ちの方も、注意しておいてください。大きな資産を残したつもりでも、実際には税金が差し引かれ、思いのほか手元にお金が残らないかもしれません。

■まとめ

宝くじの当選金自体は非課税ですが、思いがけないところで税金がかかってくることがあります。誰かに渡した場合の贈与税や相続税だけではありません。利子を得ようとそのまま当選金を銀行に預けていても、その利子は宝くじ当選金とは別の収入とみなされます。利子所得には別途、税率約20パーセントの税金が発生します。たとえ非課税である宝くじ当選金を元にしていても、そこから発生したものは課税対象になることがありますので注意が必要です。

なお、宝くじに高額当選すると、当選したという事実は金融機関から税務署に通達されます。そのため、贈与されていないかといった使い道を含め、税務署から監視されることになるでしょう。100万円以上当選した方は、宝くじ高額当選証明書を必ず発行してもらい、きちんとお金の出どころを証明できるようにしておきましょう。せっかく当たった当選金ですから、できるだけ税金をかけないように賢く使いたいものです。

 

 

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